ファッションデザインを保護する知的財産法の基礎知識:不正競争防止法2条1項3号(商品形態模倣)~関真也弁護士のファッションロー解説~
この記事では、『ファッションロー〔第2版〕』の著者の一人であり、ファッションローに関する実務、研究、教育等に取り組んでいる関真也弁護士が、ファッション業界と模倣品の問題に触れた上で、その対応策として有用なツールの一つであ...
新加入・砂川祐基弁護士よりご挨拶と意気込み~eSports法務への想い~
はじめに この度2025年6月より関真也法律事務所に入所いたしました、弁護士の砂川祐基(すながわ・ゆうき)と申します。 私は2020年に弁護士登録をし、現在まで第一東京弁護士会に所属しております。法教育委員会の委員として...
アイドルにつき労働基準法上の労働者性が認められ、その専属マネジメント契約上の違約金条項が同法16条に違反するものとして無効と判断された事例(大阪地判令和5年4月21日判タ1514号176頁)
【キーワード】 アイドル 芸能活動 専属契約 労働基準法 労働者性 違約金 本判決:大阪地判令和5年4月21日判タ1514号176頁 【事案の概要】 原告は、アーティスト、タレントの育成、マネジメント、イベントの企画、運...
【米国判例メモ/不正競争・声の権利】有名なエンタテイナーの歌声と楽曲の音楽・歌詞・編曲との組み合わせは、連邦著作権法で保護されない場合でも、米国カリフォルニア州の不正競争防止法によって保護されるか?(Sinatra事件)
【キーワード】 米国 不正競争 パブリシティ権 声の権利 ものまね 広告 連邦法と州法による保護の重複関係 著作権法と不正競争防止法による保護の重複関係 本判決:Sinatra v. Goodyear Tire &a...
【米国判例メモ/パブリシティ権・声の権利】有名な歌手の声によく似せた他の人物の歌声をラジオコマーシャルに使用することは、当該歌手のパブリシティ権を侵害するか?(Waits事件)
【キーワード】 米国 パブリシティ権 声の権利 ものまね 広告 本判決:Waits v. Frito-Lay, Inc., 978 F.2d 1093 (9th Cir. 1992). 【事実関係】 原告について Tom...
【米国判例メモ/不正競争・声の権利】有名なエンタテイナーの声や音声的表現に似た他の人物の声を、テレビコマーシャルに登場するキャラクターの声として使用することは、当該エンタテイナーに対する不正競争を構成するか?(Lahr事件)
【キーワード】 米国 不正競争 パブリシティ権 声の権利 ものまね 声優 広告 本判決:Lahr v. Adell Chemical Co., 300 F.2d 256 (1st Cir. 1962) 【事案の概要】 ...
【米国判例メモ/パブリシティ権・声の権利】有名な女優・歌手の声によく似せた他の人物の歌声をテレビコマーシャルに使用することは、当該女優・歌手のパブリシティ権を侵害するか?(Midler事件)
【キーワード】 米国 パブリシティ権 声の権利 ものまね Sound-Alike 広告 本判決:Midler v. Ford Motor Co., 849 F.2d 460 (9th Cir. 1988). 【事案の概要...
【資料公開】『連続研究会 エンタテインメント産業と生成AI・ディープフェイク』第1回・第2回報告資料(日本知財学会コンテンツ・マネジメント分科会)
関真也弁護士が日本知財学会コンテンツ・マネジメント分科会で行った『連続研究会 エンタテインメント産業と生成AI・ディープフェイク』の第1回及び第2回の報告資料を本ウェブサイトにて公開しました。 【第1回】 パブリシティ権...