研究・情報発信

関真也弁護士が日本知財学会コンテンツ・マネジメント分科会で行った『連続研究会 エンタテインメント産業と生成AI・ディープフェイク』の第1回及び第2回の報告資料を本ウェブサイトにて公開しました。


【第1回】

パブリシティ権による肖像・声の保護と限界
~米国におけるTransformative Use Testとの比較考察を中心に~

日本知財学会コンテンツマネジメント分科会 第85回CMSC研究会
2025年2月5日開催

俳優・声優・歌手等の肖像・声を生成AI・ディープフェイクで再現し、映像・ゲーム・音楽等のエンタテインメント作品に利用する場合における肖像・声のパブリシティ権による保護につき、米国の裁判例(特にTransformative Use Testを採用したもの)を参考に、わが国のピンク・レディー事件最高裁判決に基づく検討との比較考察を行いました。

上記研究会の報告資料はこちら
※この報告資料は、上記研究会の開催後、2025年2月28日にアップデートその他変更を加えたものです。

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【第2回】

著作権法・商標法・不正競争防止法による肖像・声の保護
~米国法も参考に~

日本知財学会コンテンツマネジメント分科会 第86回CMSC研究会
2025年2月13日開催

俳優・声優・歌手等の肖像・声を生成AI・ディープフェイクで再現し、映像・ゲーム・音楽等のエンタテインメント作品に利用する場合における肖像・声の保護につき、著作権、著作隣接権(特に実演家の権利)、商標権、不正競争防止法2条1項1号・2号それぞれの観点から、裁判例・学説・米国の議論状況等を参照しつつ考察しました。

上記研究会の報告資料はこちら
※この報告資料は、上記研究会の開催後、2025年2月28日にアップデートその他変更を加えたものです。

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関真也法律事務所では、生成AIやディープフェイクの問題を含めて、漫画・アニメ・映画・TV・ゲーム・音楽・芸能・クリエイター等のエンタテインメント、ファッション、XR・メタバース、デジタルツインやNFTその他web3に関する法律問題について、広く知識・経験・ネットワークを有する弁護士が対応いたします。

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《関連する弊所所属弁護士の著書》

 

 

 

 

《その他参考情報》
XR・メタバースの法律相談:弁護士・関真也の資料集

 

 

この記事の著者について
日本国弁護士・ニューヨーク州弁護士
日本バーチャルリアリティ学会認定上級VR技術者

関 真也 Masaya Seki

エンタテインメント分野、ファッション分野、先端テクノロジー分野の知財法務に力を入れている弁護士です。漫画・アニメ・映画・ゲーム・音楽・キャラクターなどのコンテンツビジネス、タレント・YouTuber・インフルエンサーなどの芸能関係やアパレル企業・デザイナー・流通・モデルなどのファッション関係に加え、最近はXR(VR/AR/MR)、メタバース、VTuber、人工知能(AI)、NFT、eSports、デジタルファッションなどに力を入れ、各種法律業務に対応しておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。経済産業省「Web3.0 時代におけるクリエイターエコノミーの創出に係る研究会」委員、経済産業省・ファッション未来研究会「ファッションローWG」委員など官公庁の役職を務めルールメイキングに関わるほか、XRコンソーシアム監事、日本商標協会理事、日本知財学会コンテンツ・マネジメント分科会幹事、ファッションビジネス学会ファッションロー研究部会⻑などを務めており、これらの活動を通じ、これら業界の法制度や倫理的課題の解決に向けた研究・教育・政策提言も行っており、これら専門性の高い分野における法整備や業界動向などの最新情報に基づいた法的アドバイスを提供できることが強みです。

主な著書 「ビジネスのためのメタバース入門〜メタバース・リアル・オンラインの選択と法実務」(共編著、商事法務、2023年)、「XR・メタバースの知財法務」(中央経済社、2022年)、「ファッションロー」(勁草書房、2017年)など

使用言語 日本語・英語